2010年5月28日

10/05/27-2

木曜日・雨のち晴れ
湖沿いの連続窓にある造作テーブル。デスクライトが壁付けに加工されてテーブルを照らす。うーん。いいディテールだな。
連続窓から湖と湖沿いの庭が見える。
雨がやみ雲が開けてきて湖の向こうに山が見えて来た。彼も彼の母もこの風景を見ていたのだなあ。
玄関の際の階段からしか上がれないスペースの窓際にあるコルが座っていたというデスク。窓の高さに台でかさ上げされている。台は物入れ。
そろそろ時間なのでお暇する。家は本当に小さい。そして一見すごくシンプルに思える。でもそれを巡るうちにたくさんの小さな場所、たくさんのアイデアがあることがわかる。ここでの生活が生き生きと目にうかんでくる。あたかもちょっと前まで住んでいたかのような暖かみがある。
道路から犬の窓を見る。ふと犬が顔を見せそうだ。コルブの建物は久しぶりだったのだけど、やっぱり良いなあ。いつも心を揺さぶられる。そして、がんばってこの仕事をやっていこうと思う元気をもらう。
先程の建物を見た後の、なんだかふわっとした気持ちのまま、電車にて戻る。自分もそういうものを作っていきたい。SBB CFF FFS。綺麗な字体だ。

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4 件のコメント:

ごえもん さんのコメント...

バウハウスの展覧会で見た模型のような‥
「何か」なんだけど、何だったけ?
質素に見えるけど工芸的な造作。
好きな方向なんですけど、思い出せません。
残念!

midori さんのコメント...

ごえもんさん
ル・コルビジュエの通称「小さな家」です。すばらしい状態で公開されています。月曜日の午前と水曜日の午後のみ公開されています。ここに住みたいって思ってしまいます。http://www.villalelac.ch/

ごえもん さんのコメント...

ル・コルビジュエさんでしたか。
自分の周りを見回して、余計な物は何も持たずにシンプルに生活するのもよいなぁ。
‥とは思っても、余計な物が好きなんですよね。

midori さんのコメント...

余計な物いっぱいありましたよ。それがまたいい雰囲気でした。ウチはいろいろなものいっぱいでグチャグチャですが。自分的には古道具屋のような部屋が理想なんですよねぇ。