2010年7月2日

10/07/02

金曜日・晴れ
昨日の夕方にこちらの協力事務所の人が近くの史跡に連れていってくれた。町からちょっと離れたところにあるカナディアン・メモリアル。
丘をクルマで登っていくと松の林が現れる。松の木の足下は緑で覆われているが、よく見るといたるところ凸凹している。
これらの凸凹は1916年の第一次世界大戦のときの爆弾できた穴とのことである。。うーんすごいなあ。またそれがそのまま残してあるというのがまたすごい。
丘の上には慰霊碑がある。名前の通り、この戦いではたくさんのカナダ人が故郷を離れたままこの場所で亡くなったとのこと。
遊歩道の左側、柵の向こうは爆弾で凸凹になった土地。そして不発弾があるかもしれないので入るなと書いてある。。
美しく整えられているこの一角は、フランス国内でもイギリスの管理下にある。そうカナダはそのときまだイギリスだったのだ。第一次大戦と聞くとどうしてもずっとずっと過去の歴史上のものという気がするが、その惨状がずっとそのまま残されてそこにある。現在が過去から連続しているのだということを考えさせられる。確かにまだ100年前のことなんだよな。

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