サンバイザーの研究。オリジナル化の一環として、一応A110用の当時品としてフランスで手に入れたサンバイザー。メッキの状態も良いし、アクリルのバイザー部分もクラックがなく状態は良い。ちなみにウチのには元々何も付いていなかった。たぶん付ける事が出来るような代物ではなかったか、既に何も無かったか。
サングラスの様なクリアーブラウンの曲げアクリルは、一枚のメッキ処理された鋼で挟みリベット留めされている。軸部分がこの鋼部分に差し込まれていて、使用するときに回る仕組みになっている。簡単な構造。車内は狭いので、確かに不透明のバイザーを下ろすと視界がホントに狭くなるわけで、サングラスと同じようにそれを透かして見るという形になっているのは、実際の前方視認性は兎も角、実用的にはなかなかだなあと感心したりする。
基部は三角形の形をしていて、これもメッキ処理されている。軸は基部で曲がりナイロンのボールジョイントでピン固定になっている。
三角基部の裏側。基部と同型のバネがリベット留めされていて、ボールジョイントを挟んで固定されている。アクリルのバイザー部分の縁取りが一体何の材料で出来ているのかよく解らないが、樹脂っぽい。縁取りは端部を鋼で挟んで留められている。アクリルはリベットで留められているだけの形なので、たとえば片手でサッとバイザー下ろそうとすると、リベット部分に変に力が掛かり、アクリルにクラックが入るのは必須だよなぁ。
大体の取り付け位置は把握しているたのだけれど、取り付けるとなると正確な位置が気になったので、今朝はTDFに足を伸ばし本物を研究させてもらった。これは同年代の1300Gのもの。現在は取り外されているが、基部の位置がくっきり。場所を計らせてもらう。
別の車体のもの。これは似たような形であるが、違うモノが付いている。バイザーも天井材と同じ仕上げのモノだった。いろいろあるんだなあ。で、これ付けたいのだけれども・・とKさんにブツを見せてみると、これがオリジナルって出してきてくれた。
ん。大きさ違う。。。。確かに、車内であてがってみるとルームミラーに干渉しそうで、「?」と思っていたのだけれど、こんなに違う。大きさもさることながら、バイザーの挟み部分も単純な直線形である。
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