09/04/09

木曜日

一昨晩仕事場から帰るときに、虹橋あたりで赤のジュリエッタに遭遇。セルボモードを後ろに付けて、ボロロという排気音とともに旧車特有のガソリンの匂い。自分はこのガソリンの匂いが好きなんだと実感する。
昨日は所用で千葉へ。この辺だろうと適当に道を進むが全く見当違いだった。でも、なんとも変哲のない里の風景。別にどうって事無い木立の新緑、突然ある満開の桜のかたまり、線路沿いの菜の花、農具を持って道を歩くおばあちゃんのゆっくり進む時間。
もうそろそろ田植えなのだろう、田んぼには水をはりはじめていた。適当に区画されたように見える銀盤の連なり。そういう変哲のない、でも脈々を続いてきた風景に心を奪われた。