金曜日・晴れ

いろいろあって徹夜だった。今朝の空はとても綺麗だったので救われる思いがした。とてもクリアで清々しかった。梅雨はどこにいった?

お昼過ぎ、仕事場から運河を見ていた。西向きの窓からは水面に光る西日が眩しい。今日はどちらかというと水が流れていて、ここちよく吹く風もあって、その光りはキラキラと小さな片になって揺れている。

水面はいつも動いていて一定の形をしているわけでないのだけれども、その動きは見ていれば見ている程なにか意識があるような一定の動きをしているかのように見えてくる時があるような気がする。

今日はクラゲがあんまりいなくて、ふと見ると黒い小さな魚の群れの影が見えた。暇なときによく見ているからいうのだけれど、これは珍しいことだ。

しばしその群れが大きく広がったりつぼんだりしながら動く様を見ていたら、もう会えなくなった人の事が目の奥の方に浮かんできて悲しくなってきた。
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