2009年11月27日

09/11/28

土曜日・晴れ
昨日の午後。青い空に白い月が浮かんでいた。淡いグラデーションの中にうっすらとその地表の様がうかがい知れた。
青い空に浮かぶ月を見ると、空の青色というものが実は透明なんだという事実に驚くと同時に、うっすら見える月の表面のクレーターが、こうやってここに立っていることも壮大な宇宙の中なんだよなあと思わせ、少しばかり興奮したりもする。宇宙。
月が見える空の辺りには、たぶん海際の公園で誰かが上げているのであろうカイトがひらひらと飛んでいるのが見えた。ゆらゆらと揺れながら上昇していた。いったいどのくらいまで上がる事が出来るのだろう?宇宙ってやっぱり行ってみたいな。
このところ運河沿いにはたくさんの太公望がいる。運河沿いでコンビニ弁当を食べ、獲物が釣れる瞬間が見たいなあと思っていたけれども残念ながらお昼時間中に見ることはできなかった。傍らに置かれたバックを見るとちゃんと、ぷっくりとしたハゼみたいな魚がちゃんと釣れていて羨ましかった。というもの、生まれてこの方魚釣りで、一度も魚が釣れたことがないからである。
対岸の大きな団地。小さなモノの反復。窓ひとつひとつにそれぞれの時間があるんだなあと思い、そうすると時々気が遠くなる。
その団地との間を、大きな台船が2艘のタグボートにつれらて横切っていった。
運河。
遠くに霞むビル群。水平と垂直。

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