2008年6月1日

08/05/31

パリの旧車・仏車など

4日目。昨日はリールに行った。クライアントはリールを含む州政府なので、主要なミーティングはリールとなる。リールにはパリ北駅からTGVで1時間。大体1時間あたり2本ずつくらいが出ている。経済的な結びつきがつよいのだろう、乗っている人もビジネスマンが多い。TGVは現行の銀色のタイプが主流。これ。

僕はいつもTGVに乗るたびに新幹線との設計思想の違いを考えてしまう。新幹線の全ての車両・車輪を駆動して最高速を目指すという考え方と、TGVの前後2台の機関車を強力にして客車を牽引することで最高速を目指すという考え方。現在は最高速はTGVに軍杯があがっている。子供の頃は新幹線が完全に理にかなっていると思っていましたが、今は客室の居住性・静音とか乗り心地から行くと確かにTGVも理にかなっているなあと思う。まあ基本的に乗り物好きなのでどっちも好きなのですけど。居住性の良さでは、新幹線よりはTGVの方がと僕は上かなあと思っています。インテリアのカラーリング・マテリアルの使い方・シートの形状とほどよい堅さ・ライティング等々、断然落ち着けるのが良い。ただTGVの場合、せいぜい長く乗っても2時間か3時間なので一概に比べられないとは思いますが。新幹線はグリーンはまあまあ良いんだけど、普通車はいつも新型がるたび残念に思ってしまう。なんとかならないものか?ライティングだけでも換えたら良いと思うのですが。。ちょっと明るすぎませんか?

今朝はホテルをでて歩いているいていると、すぐ初期型サンクGTL4ドアを発見!

内装は僕のとほぼ同じだから80年に入ってからのタイプかと。ヤレてはいるけど、愛情持って乗られている感じがする。シルバー、色も佇まいもすごくいいなあ。


オーナーは銀髪中年の良い感じのおじさんでした。お互い大事にしましょうね。 と見えなくなるまで見送ってしまった。(多分、おじさんは不信に思って急発進したとも思われる。。。すいません。)






さらに南下して歩いていくと、なんと初期型サンクL・3ドアのゴールド!



これは内装が本国初期型でした。つまり、四角横2連メーターに縦縞モールディングでダッシュが納められたもの。この車はシフトが床から出ている(初期はキャトル同様のハンドル脇シフトでした)ので、完全な初期ではないようだが。。。東京に帰ったら調べてみよう。今日は朝から初期サンク銀・金。ごちそうさまでした。

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