08/07/18

なつまつり

昨日の夕方は空も高く澄んでいて風もあり湿度も低く感じられ気持ちよかった。きれいな夕暮れの日が少ない窓から差してきて居たたまれなくなり、いつもよりちょっとだけ早く夕飯に出て辺りをぶらぶらした。品川埠頭へ渡る橋の袂、羽田へ向かうモノレールが特有のゴムタイヤの音をさせて頭上を走る。首都高羽田一号線は上りがすこし渋滞気味。ガラガラ下りの横浜方面を疾走する車のひっきりない走行音が聞こえるなか、ときおり音もなくゆっくり動かされているように見えるトラックの連なりがいつもの夕刻の最後の忙しい時間を感じさせた。

橋の袂で京浜運河を見た。汐留・田町方面を望む。100メートル強の幅のある運河は、人工的な水路だけに水面は波もなくいつも凪いでいて、見ているとつられてゆったりしてくる。都市の要素として間違いなく魅力的だと思うのだけれども、タワーマンションから見るだけというのではなにかもったいない気がする。もっとなにかうまく使う方法はないのかな。

運河から戻る途中、メッキグリルを付けた川崎ナンバーのすばらしいコンディションの濃いグレーのルノーキャトルＧＴＬが海岸通りを横浜方面へ走っていくのを見ることができた。とっさのことで写真は撮れなかったけど、街の中に突然現れた独自の佇まいが目に焼き付いた。ひとつのクルマの登場で全ての風景ががらっと変わってしまうような瞬間。こういうデザインをせねばいけないのだと何か元気になった。

一方きょうは保育園の夏まつり。保育士のみなさん季節感のない親に季節を感じさせてくれていつもありがとうございます。
娘さんは甚平を着てウチからすでにお祭りモード全開で登園。
堪えきれず最後の角を走っていっちゃった。ちょっと待ってよ。