2008年10月29日

08/10/28

okayama
昨日は朝からまた岡山へ出張。今回は気分を変えて飛行機で行くことにした。あんまり値段も変わらないし。今日は秋晴れ快晴。雲ひとつ無い。 羽田空港のひろいひろい人工土地。
岡山に到着。対する岡山空港は内陸部山の中にあって周りに木々が豊か、紅葉も始まっていて秋の行楽に来たって感じ。だったら良いのだけれど。
リムジンバスで岡山駅へ だだっ広い空港脇をゆく。羽田もそうだけれど、しかし空港って大変な平地が必要なのだな。これらが全て人の手で造られたわけだから考えると気が遠くなる。
リムジンバスのシート。割と良い感じのテキスタイルじゃない。なんだか今の季節に随分あっているような。
30分で岡山駅に到着した。今日は鳩も助太刀で鬼ヶ島へ行くらしい。ここで新幹線で来た同僚に合流したのだが、実際実働時間は飛行機も新幹線もあんまり変わらなかった。
13時より工務店の本店で打ち合わせ。15時半に打ち合わせを終え、一路現場の島に向かう。市街から港まで3・40分。現場で確認したいことがあるので。 港への田園風景を行く。いつも思うのだけれど、このあたりの風景は中途半端に開発された地方都市ってわけでも、適当に自然も多くのこって、うまくいバランスで近代化されたような、そんな気がする。なんだか無性に懐かしいというか。
港町に到着。港のある小さい街の路地の片隅には、いろいろな草花が自然な感じで生えていて、そういうのを見られるのがいつも楽しみ。
野生で自然な感じなんだけれどなんかかわいい。
港から船で島へ向かう。旅だった港を望む。そろそろ日がオレンジ色に暮れてきた。
島が見えてきた。今は美術館となっている旧精錬所の煙突が見えてくる。いつ見ても独特な風景だ。
島の小さな街にも草花が一杯、手入れされているのか、野生なのかよくわからないのだけど、とても良い感じで、いつも感激する。現実的には島は超過疎で、建っている民家は約3割がこんな感じで朽ちてしまっている。これらを再生するというのが僕らがやろうとしているプロジェクトである。
家庭菜園の大根と草花。すごくなごむ。
民家の古い木壁に、花崗岩の土台と舗石、そこに生えて花を咲かせている草花。
暮れゆく空には鳶が。優雅な飛行を見ているとゆったりしてくるけど、なんか獲物を狙っているだよな。
また、草花。人の手が入っているのだろうが、それがすごく自然に見える。そういうのが境がよくわからない感じが良い。
側溝の中から顔を出す草花。こういった草花の微妙な感じは、瀬戸内の気候の性なのだろうか?それとも街成り立ちの牲なのか?いつも知りたいといつも思う。
暮れていく瀬戸内海。内海だけにとっても穏やかで、こうやってゆっくり暮れていく夕日を見ていると、もう今日は終わりだよって気がしてくる。
帰りの船を待つ艀。最終間際の新幹線に乗って4時間弱かけて東京に帰って、また仕事をするってことがどれほど重要なことなのか?この景色を見ながら、ふと、疑問に思わずにはいられない。

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