ベニス

朝起きてホテルの窓の雨戸を開けるとこんな風景が広がっていた。わあ。

このような形で昔からの建物とか風景がちゃんと保存されている事、自分には奇跡的に思えてしまうのだけれども、こちらにおいては全く普通の事なのかも知れない。

昨日は夜ホテルについてそのま寝てしまった。とっても空腹だったので、朝食が始まったと同時くらいに朝食を頂く。この’朝からケーキバイキング’的な盛りあがりを見るとラテンの国に来たのだなあといつも思う。

赤いオレンジジュース。新鮮でとても美味しい。 生き返った気がした。

整然と敷き詰められたハム・サラミのバイキングに感動する。これまた美味しい。

朝食のあと仕事までまだ時間があるのでホテルの周りを散歩した。 どこ切り取っても絵みたいだな。

昨晩暗い中着いた広場にいってみる。広場の回廊部分。

サンマルコ広場。こういうのを見ると美しさって表面の綺麗さじゃあなくて、プロポーションが重要な要素なのだなぁと思う。

広場にテーブルを出すカフェ。家具の色のセンスが良いなあ。 テーブルを揃えたり掃除をしたり開店の準備をしている。こういうこちらでごくありふれた朝の風景を見ると、頭に’営み’という文字が浮かんでくる。その言葉がすごくしっくりする。なんなのだろう・・考えてみよう。

寺院の脇を通って、運河の方へ向かって見る事にする。

ひっきりなしに進む船。そのいろいろな大きさ。水上バス・ゴンドラ・大きな客船・ボート等様々。いろいろなスピード。さながら大きな幹線道路を見ているかのようだ。

活気に溢れたその運河を見ていると、それがこの街の最も合理的な交通の手段である事がよく解る。その美しい街を見ながら、そういえば母が見たいと言っていた事を思い出し、見せてあげなくっちゃと思った。
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