2009年6月2日

09/06/02

ベニス・2日目
朝からお仕事。現場に向かう。リアルト橋を渡る。船でもあれば結構直ぐなのだけれど、無論無いので随分回り道になってしまう。細い路地をあっちこっち。迷路だ。
そういうわけで橋はとても特別な存在で、それは大昔からなのだろう。橋から見た運河。道路の歩道橋もなんかこんな風に楽しげだったら、またその眺めが素敵だったら、渡るのになぁと思ったり。
仕事は展示の設営。模型を設置。
勝手口は運河で、電気屋さんとか工事の人はボートで乗り付ける。なるほど。とても便利なような、そうでないような。そこには確固として独立した世界がある。
昼食。いろいろ前菜的な野菜の盛り合わせ。こういうの大好き。スピナッチ・マッシュルーム・グリーンピース・パプリカ等々。とても素朴でしっかりとした野菜の味。
こっちも前菜系だが、フライとかミートボールとか。
パスタを頂く。ツナ入りトマトソース。
お隣はイカのイカスミ炒めとポレンタ。お裾分けをもらったらイカがとても柔らかくて驚いた。そして美味。
午後の仕事も会場の関係で18時にはアガリ。遠回りして散歩して戻る。犬多いなあ。
猫がいないなあ。どこに隠れているのかな?すごくいそうな街なんだけどな。(猫好き)
帰りはアカデミア橋を使って帰る事にしようと回り道。橋に着いて橋を渡っていたら、同僚が岬の突端のあのドームを見てみたいというので岬の突端まで行ってみたりする。
19時まだまだ日は長く明るい。
ひっきりなしに運河を行き来する船をぼーっと見ながら休憩する。
自分にとって「水」というとなぜか「水平」を思い浮かべてしまうのだけれど、こういうとき見る水は、盛り上がったり流れたり沈んだり膨らんだり、なんと不思議なかたまりなのか?とよく思う。

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