09/06/20

土曜日・島昨晩というか今朝仕事場から帰るとき、霧がちの夜に新しくできた道路の街灯が作り出す光が何とも綺麗でちょっと驚いた。多分新しい照明器具で配光が普通よりまとまっているからだろう、照明によって光る霧が作り出す光のベールが道路の両側に掛かっているようだった。
夜が明けてきた。ほぼ始発の新幹線に乗るため徹夜。寝ると起きられない・・ということで、開けていく街を見ていた。今日は霧がちだな。
のぞみ。品川から乗ると、新幹線が低速で有楽町あたりを過ぎていくときの何とも言えない高揚感みたいなものが無くっていつも残念に思う・・僕だけだろうか？便利だけどね。
岡山に着き、クルマでいつもの港へ向かう。なんとも良い風景だ。
いつもの船で島へ。今日はどちらかというと曇っていて、海も随分穏やかだった。この穏やかさは午前中だけだったけれども。
今日はプロジェクトの起工式でした。業界的には全く普通のことではあるが、客観的に見るとどう考えても風景とは不釣り合いのめでたいテント。
テントの中に迷い込んだトンボが天井にとまっていた。トンボってこの季節に飛んでいるものだっただろうか？去年も思ったような気がする。。。
式の後、島内をまわってその風景を堪能する。適当に積まれた石垣が作り出す雰囲気に心を奪われる。
ここにも綺麗な石垣が。植物が隙間から生えだしている。

お地蔵さん。湯飲みが素敵だな。
垂直の花壇。もちろん人の手によるものだけれども、それでいてそのランダムな積み方は自然と上手く一体になってとけ込んでいる。
石垣は今造るとなると多分このように自然な感じには造れない。もっともっと”かちっと”した感じなってしまう。安全とか構造基準とかそういう理由であるがなんとかならないものなのか？といつも思う。
夕方は風が出てきた。ちょっと雨がぱらついてきて、そうしたら虹が出ていた。プロジェクトが成功しますように。
18時の船を待つ桟橋。銀色に輝く水面が綺麗で見とれた。何時来てもいいところだ。この風景を見ると、今日という一日が終わったとのだと、それ以上もなくそれ以下でもない感じ。いつも思う。