2011年6月26日

11/06/26

日曜日・晴れ


どうも日記が最近一週間毎になっている。。まあいいか~。先週の日曜日から。なんとなくすること無かったので映画に行った。近くまで歩いて行ってウディアレンの映画を見ることにした。





「ミッドナイト・イン・パリ」冒頭。パリの景色を見せる場面で、正に今座っている映画館が映っていて座っている皆がおー!っと言ってたのが可笑しかったな。映画はなかなかの心温まる馬鹿話。面白くってとても楽しめた。


映画館の前で待っていたら、綺麗な色の304が走って行った。このくらいのプジョーが一番いいなあと思う。


そしたら後ろからかなり良い音が近づいてきた。青いルノー12だった。雑踏の陰に去って行くのだけが撮れた。


月曜日は曇り時々雨で、仕事場で仕事をしてから、夕方はデファンスの方に打ち合わせに行った。普段は用が無いのでこちらにはこない。娘さんが以前こっちに来た時に、遠くに見えるビル群を見て、「見て!あそこ。東京みたい!」と言っていたのを思い出す。それは批評として全く正しい。


その打ち合わせの後、次の日の朝北の街にいないといけない用事があったので北駅へ向かった。TGVに乗る。


車窓から見る暗くなっていく広大な耕作地。なんでこの国は農業が上手くいっているのだろうと考える。そのように見えるだけかもしれないけれども、広大な農地が耕され、自給率に余裕があって、野菜は美味しくて安くて。。普通保護政策はその業種を結果的には駄目にするものと思うのだけれど。どうしているのだろう。もちろん間接税は19.6%と高い。でもそれはフラットではなくて日用品や食料品にはそれとは違い安い税率が適用されている。その辺に上手い仕組みがあるのか・・?


火曜日。朝からの健康診断に行かなくてはならなかったので早起きして歩く。人面魚がサインの魚屋さんとその商用車。いい味だしてる。


健康診断と言っても、ただの問診だけだったので拍子抜け。まあともかく、あなたは働いてもよろしい。ということになる。


帰り道。ぶらぶらと歩きながら気になった商用車などを眺めたりする。いい色のエクス。


あれこれは?








と、思ったら綺麗なR20だった。行きしには気がつかなかった。あまりに変哲もないのがまた素晴らしい。ずっと大事に乗っているのだろうなあ。やっぱり田舎の方が昔の物を大切に乗っている率が高いのかな?


現場はやっと中央の棟の鉄骨が始まったところ。かなりあっさりした仮設で組み立てているのが日本に比べるとちょっと怖い。


ここがエントランスになるのだけれど、まだ狭いのか広いのかよくわからないが、思っていたよりも狭いかも。。とちょっと心配になる。





いくつかある地下に降りる螺旋階段。水溜りの写り込みがなんか綺麗だ。





地下の工事は設備とか塗装とかが比較的進んでいて、出来上がりの感じが見え始めていた。








現場を歩くと、敷地内のボタ山に沢山の花々が咲いていた。何もしないでほっておいてもこんなに可愛い花が咲いてくるのだなあ。と心和む。


午後はパリに戻って打ち合わせがあったので、午後のTGVで帰る。途中隣町の駅で時間待ち。C15。


夕方仕事場から帰る頃には、街中はどこもかしこも凄い人だった。今夜はミュージックフェスティバルの日だった。街のいろいろなところで沢山の人が演奏をしていて、それを楽しむ人達で深夜まで賑わっていた。


水曜日は雨。打ち合わせやら仕事やら。木曜日は晴れたけど、朝から施主のオフィスでずっと打ち合わせで缶詰め。夕方になって窓の外を見ると304がとまっていた。たぶん日曜日に見たやつと同じかもしれない。場所も似た様な場所だし。


19時位に打ち合わせが終わって、近くでパーティーがあるというのでスタッフについて行った。インスティチュート・デ・アラブ。いつ見ても絶妙のプロポーションのファサード。


自動制御のブラインドが動かなくなっているのが本当に惜しい。アラブにはお金あるだろうに。。と思うが。


テラスに上がって飲み物を頂く。気持ちのいい天気。いい眺めだな。


展覧会を見て綺麗な夕日を見て帰宅することにする。


いい季節になってきた。もう夏なんだなあと湖畔に佇む沢山の人達を見ながら思う。いつも不思議に思うんだけれど、日本ではこういう風に水際に佇む光景ってなかなか根付かないどうしてなのだろう。思想や習慣の違いと言ってしまえば簡単だけれど、何かもっと物理的で技術的なことはあるのだろうかと気になる。


金曜日は晴れ。トマトはメキメキを大きくなってきている。日課の水やりをして仕事場へ向かった。





銀行に行かなくてはいけなくて一度外出。街にただずむ路駐DS。綺麗だ。一線を画すとはこういうものをいうのだろうな。


土曜日は午前中打ち合わせ。午後は部屋に戻った。洗濯機を回している間に散歩。ブロカンテの横断幕に気になってちょっと覗いてみる。





よくもこんなにいろいろな昔のものが残っているよなあといつも驚く。まあ街自体がそのようなものなのだからな。ぐるぐると見て回ったけれども特に買い物はしなかった。


夕方に先週の映画体験に味をしめて映画を見に行くことにした。ヴェンダースのピナ。3D。ダンサー&振付師ピナ・バウジュの映画。





映画終わって、日が暮れていく川を渡って帰宅する。また同じように河畔に佇む沢山の人達を眺め、考えながら帰った。

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4 件のコメント:

ぴより さんのコメント...

ヴァン! 先の滞在ではR30とR20はまったく見かけませんでしたよ~。

インスティチュート・デ・アラブはパリ7大学の近くにありましたっけ、バスティーユからラ セーヌを渡ったあたりのですよね。

ua5 さんのコメント...

ご無沙汰してます。モトA5乗りの牛です。
螺旋階段楽しみです。それにしても白いDSなんだかUFOみたいですね~。

midori さんのコメント...

ぴよりさん

ヴァンですよ。20ですよ。こっちに来てから初めてみました。いい感じでしたわ。

アラブ。そうです。そこです。この建物は昔々それこそ学生の時から好きなんです。

midori さんのコメント...

ua5さん

ご無沙汰です。お元気ですか?階段写真撮りながら、実は牛さん気に入ってくれるかな?と思ってました。笑)なかなか綺麗に出来たと思うのですが、実際の仕上げがどうなるかですね。。
DS。そうですね。まさにUFOみたい。よくこんな物を市販していたなあと感心しますよ。ほんと。