2012年4月28日

12/04/26

木曜日・曇り


先週の日曜日。夕方娘さんと買い物のついでにビュランの庭で遊んだ。スーパーの方向がその近くなのを目ざとく気づいたようで、あそこで遊びたい!と。娘さんの頭の中の地図もちゃんと出来てきているんだな。。。ともかく登る娘さん。





せーの。よーい。ドン!


おっと。タンマ。


よいしょ。


登れました。


あっちに走ってこっちに登って。元気にひとしきり走り回ってたら、娘さんが「ちょっと。ちょっと。来て来て。」と。なんですか?


追いかけます。


不審な男に釘付けになっている。。。


むむむ。と、力んだ娘さんの後ろ姿がいい(笑)。なんとこの男は長い紐の先につけた磁石でつりをする様にグレーチングの下に落ちているコインを拾い上げていたのでした。


「いいなあ。いいなあ。ぼくもやりたいなあ〜。」と下を覗き込む娘さん。グレーチングの下の結構深い。コインがキラキラと光って落ちているのが見えた。ぼくも作ってつりをする!なんて言い出さないといいけど。。。


月曜日。朝の登校送りが終わり。いつものエッフェル党。いい天気になりそうな感じ。でも風が冷たいよ。


丘を下りて公園を抜けてバス停まで歩きます。往きはメトロで行って、帰りはセーヌ沿いを走るバスで帰るというのが定番になって来た。この経路がいちばん気持ちいいな。


河畔にカメラマン一人。エッフェル塔を撮っている。確かに今日は空が澄んでいるからなあ。


アングルの機器も違いますが、こんな感じで撮れているのだろうかな。朝の光で透ける葉っぱが綺麗だったな。


ところで、日曜日は第一回目の大統領選だったのだが、パリの右と左ではっきり支持に差が出たようだ。かなり可笑しい。なんて分かりやすいんだよ。


火曜日。今日はTGVでシュトゥットガルトと出張。早朝に東駅へ。メトロから駅へとエスカレーターで上がるとボールト状の屋根に迎えられる。


コンクリートの屋根に丸いガラスブロックの象眼。そんなにソフィスティケートされている感じではないけれども、何気にこういうの好きだったりするんだ。


このホールを右に曲がってプラットフォームに向かいます。





プラットフォームへ。駅の雰囲気って良いよね。街と地続きでつながっていて、特に改札ゲートも無くって。いつも言ってるけど、やっぱり駅は発着タイプが良いよ。


流れていく風景。今朝は曇っていて霧が出ていて、真っ白い空の下の風景が変わっていく。。。








目の覚めるような一面の黄色。菜の花畑。ときおり洗われる白い空の下に黄色いアンデュレーションが綺麗だった。


TGVで3時間程。ほぼダイレクト。フランスのストラスブールとドイツのカールスレーエに停まる。これはストラスブール。
パリを7時25分に出て11時にシュトゥットガルト中央駅に到着しました。ドイツっぽい駅舎を見て、あぁ。そうそう。ここかぁ。と以前来た時の事を思い出しました。
以前ここに来たのはコンペのプレゼンテーションだった。プレゼンテーションが終わってタクシー飛行場へ向かっていたら、ドイツ語だったらいまいち良く分からなかったのだけど、ラジオから何やら不穏な緊急放送が。911の日だったのだ。空港に着いてCNNで見た映像はあまりに悲惨でかつあまりに非現実的に見えたのにショックしたのを覚えている。それ以前の記憶がぶっ飛んでたなあ。。
ともかく、打ち合わせ場所に到着して打ち合わせ。建物がフランスとは全く違うねえ。とにかく精度が良いし。それなりの材料がちゃんと使われている。こっちの方が建物は作りやすいだろうなあ。。。と、正直うらやましくなる。
打ち合わせが終わり中央駅へ帰る。往きはよくわからなかったのでタクシーで来たのだけれども帰りは教えてもらい地下鉄で。地下鉄の駅へ向かう橋から見えた空。遠い明るいところに太い虹が見えた。写真では撮れないな。。
中央駅に到着。雨が降ったりやんだり。ここでも虹が。これは写真に撮れました。1時間くらい時間が有ったのでちょっと駅前を探索。中央駅から直角に目抜き通りがある。買い物やら散歩やらのたくさんいた。
 目抜き通りから美術館のある公園へのつづく道。暗い中に見える緑と反射するその風景がとっても綺麗だった。目抜き通りあったおもちゃ屋で、ドイツと言えば・・と、最近娘さんがハマっているレゴをお土産に買った。
そろそろかなと中央駅に戻る。いやああ。ドイツな感じだねえ。
そうそう。忘れずにドイツのビール飲んどこ。あとソーセージ。駅のカウンターで頂きます。
プラットフォーム。垂れ下がりのガラスが異様に長い不思議な屋根。なんでそもそも屋根にしなかったんだろ?昔は荷物用のためだったのか乗客の行けない低いプラットフォームが一つおきにある。
 カールスルーエ。ドイツ内で最後に停まる駅。

流れていく風景。こちらの風景って言うのはなんでこんなに綺麗に見えるのだろう。いつも複雑な思いになる。簡単に言うと余計な護岸工事とかの公共工事やら広告やら、そういうものが上手く規制されているからなんだろうけど。。。景色の価値を落としてしまうだけでなく、そこに育つ人の考え方を形成してしまうってところが一番気になるところなんだよな。。


ストラスブール。いきなり駅がフランスのデザインになりますね。





東駅に到着。11時前。電車で出張するものなかなか悪くない。

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