2008年4月25日

08/04/25

CX

つい最近までCX2200パラスを持っていました。Sr1・4速マニュアル・左ハンドル・D車の4拍子そろった非常にすばらしい個体でした。それで、、、買ってしまいました。初度登録昭和51年11月でメーターが11000kmという信じられない走行距離でしたし。CXは74年の発売ですから、それから2年目の車体ということになります。

メーターはもちろんボビン

ブラウン系でシックに納められた内装、沈み込むような皮革シート、インテリアデザインには独特の風情がありました。それは単に高級感というものではなくて、あるコンセプトに向かって空間を作り上げるという意志とでもいうのか。CXはその風貌からある種外形にプライオリティがあるように思われるかもしれないけれども、そうでなくてインテリアからも作られたのだという気がしました。

データ

全長x全幅x全高 4630mmx1730mmx1360mm
ホイルベース 2845mm
車両重量 1380kg (前後920kg/460kg)
定員 5人
エンジン 直4OHV 総排気量 2170cc
形式 MAMC 原動機形式 M22

ハイドロニューマティックは初めての経験でした。エンジンを点火するとするする起きあがる車体。何度乗っても不思議な経験でした。 乗り心地はもちろん最高。「ふゎー」とした浮遊感というのか、、、この感じはハイドロ以外の車では経験できないものだと思います。

エンジン始動前

始動後

ドライビングポジションの車体がもっとも美しいプロポーションだと思います。車の長さといい地面からの浮き上がり具合が絶妙です。浮遊し、前進する形。まずエンジンをかけ、暖気の間に一旦外に出て眺めるのが好きでした。

今となっては残念ながら思い出ですが、今後も思い出したこと・気が付くことを書いてみたいと思っています。

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