2008年6月11日

08/06/11

設計昨日思ったことが頭から離れない。で、今日はサンクのエンジンを開けてみた。いつもながら、パンパンに詰まっている。んでもってちょっと汚い。

VCのと比較してみる。エンジンの排気量も同じで、基本的にエンジンがやっていることも同じで、構成も同じ。あれがこうなって、これがああなって、ぶつぶつ言いながら指さしてみたりする。

プラグレンチ入るのか?っていうプラグの位置。でも、基本的にサンクとVC両方ともOHVで縦置き、だからサンクのをそのままリアに持って行けばVCと同じ方向・同じ付き方。当たり前か。サンクの場合はミッションがエンジンの真下にあるから、そのミッションを後ろに持って行ったエンジンに素直に繋げばVCの付き方と同じになる。

サンクの設計は、そのような駆動系に対する無理をすることで、インテリアは広く5人乗りで、荷台もあって荷物も積める。駆動系・走ることに素直な設計のVCは、当然だけど何も積めない、インテリアは広くはない。その狭さが結構良いんだけど。で、僕はどちらも好きで、それぞれ素晴らしいと思う。

設計には思想が必要で、その強さというか割り切りの良さが、最終的に出来たモノのの重要な要素になるのだということ。実際はそう単純では無いのだろうけど、2つを並べて思った。肝に銘じておこうと思う。いちおう自分も設計者端くれなので(汗)。 キャブのもほとんど同じだなあ。というか、まったく同じもの。リンケージを細工すれば使えそう。ひとりで納得。VCのもこんな風に蓋をカプラーでぐるっと巻いた方がいいのかな?

唯一VCのラジエーターの付き方が、素人の僕にとっては「?」だった。Sの様に前から吸い込んだ方がやっぱり理にかなっているのでは?と思っていたけれど、K氏曰くボディの設計が良いのでこれはこれでうまくいっているのだとのこと。右左上部の開口から一体となった風洞がラジエーター部で開口され、エンジンのファンがエンジン側に空気を吸っている。だから、仮にオーバーヒートってときにフードを開けるのは、逆に風洞の道を空けてしまうことになるので間違いなんだと。なるほど。

ともかく週末時間があれば、サンクのエンジンをきれいにしてあげよう。

仕事。仕事。

2 件のコメント:

kota さんのコメント...

スペアタイヤがエンジンルームにあるということはクーラーなしでしょうか。私が乗っていた縦サンクはクーラーがあったので、スペアタイヤはリアトランクに追いやられていました。だからほとんど荷物が積めませんでした。
キャトルの場合は縦サンクとほとんど変わらないレイアウトでしたが、エンジンルームはスカスカです。
同じようでもこうやって見比べると面白いですね。

midori さんのコメント...

kotaさま。
ウチのサンクにはクーラーはありません。だから後ろは何も無くそれなりに積めます。
キャトルとも今度機会があれば並べて是非観察してみたいです!