2008年7月15日

08/07/15

登園路
今日は普通に登園。コースは大きく分けて病院の敷地を通るのと遊歩道を通るのと2通りあり、そのときの親の状況と娘の嗜好による双方の合意の元にコースが決定される。病院を通る方が桜並木の一本道で早く進むことができ、遊歩道だとクランクしていて、かつ、いろいろな植物・花壇があったり、一年中ランニングに半ズボンで麦わら帽かぶってさかなとりに行く子供の銅像のある水場があったり、ちいさな公園があったりでいろいろな誘惑があり時間が掛かる。
この遊歩道はたぶん小川だったのを暗渠にした遊歩道で、厳密には道路でないからか、こここに建ち並ぶ家々は何となく裏っぽい構えをしている。公共のメンテナンスの他に、住民の方々が掃除もしておられるようだ。公共の植え込みの他に、半ば家の延長のように思い思いの花も植えてあって、いつも手入れされてきれいなところもあるし、そうでないところもある。これもある家先に咲きはじめた変わった花。初めて見た。
どちらのコースを取るにしても、最後の曲がり角は同じで、この細い道を丁度保育園の裏からアプローチする形になる。
その道はいわゆる現状では道路幅員を満たしていない二項道路で、そういう細い道にはだいたい都が消化器を設置しているが、ここにもやはり消化器のボックスがある。
娘さんは通い始めた頃から、この消化器ボックスをジュースの自動販売機に見立てるのが好きで、ほぼ毎日この消化器ボックスの前に来ると、「ジュースを買ってくれるごっこ」が始まる。
器の四つの口がボタンで、「辛いジュースと甘いジュースとどっちがいい?おとうさんは辛いジュースね。はい。」といって渡してくれる。で、お約束として「辛いー!」と叫ぶボケ役をしなくてはいけない。自分は甘いジュースを「甘くておいしいー!」と言って飲むのだ。
で、道端に突然生えている木の実を見たりしながら進む。
保育園の入り口付近で、興奮した娘に「宝物だよー!」と呼び止められる。六角ナットですか・・・。押し入れに仕舞ってある僕の持ち物にも、何に使うのか何の部品の一部のなのか分からないナットとかビスとか釘とかいっぱいある。何故か捨てるに捨てられないそれら金物がいっぱい詰まった青い箱が頭をよぎった。

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