2008年9月12日

08/09/11-2

2日目
夜明け、5時頃。6階の部屋の窓から、左は遠くにオペラ座の冠が見える。オペラ座は正面に参道のような通りを持ち、周りを圧倒するきらびやかさを見せていて、オペラを見に行くっていう行為は、ある時代、その施設の外観がこれほどまでにきらびやかであることが当然なほど重要なものだったのかといつも驚く。
右に目を向けると、オスマン様式のアパートの5階に花いっぱいのベランダ。なんつうか、適当そうに見え、どこか自然っぽいのに絵になる。センスいいよなあと感心する。
9時には仕事場に向かう。今日午前中は夕方の重要な打ち合わせに向けての準備。 ランチは久しぶりにいつものところへ。自分はサンドイッチ・ミックスとビール1664。隣にはこれも良く頼むサラダを推薦した。
商用のカングー(ですか?)。パリで見ると、特徴的なデザインと車体も随分なじんでいる。ような気がする。
ランチの後はランドスケープの人と打ち合わせ。その人の事務所に向かい、模型を前に打ち合わせた。日本ではまだまだだけれど、フランスはある種ランドスケープという分野の先進国だと思う。無理矢理わかりやすく翻訳すると造園作家だけど、そういう技術と職能が建築家と同等に確立されている。
その人の事務所は東駅の近くで、移民の方々が多く、そういう方々用の洋服やらアクセサリーやら必需品を売る店がちらほら目につく。これはアフリカ系の布を売っていお店。綿のレース・刺繍、パターンと色遣いが印象的だった。布を買ってここでドレスに仕上げてもらうようなお店。呉服やさんって感じ?
打ち合わせから仕事場に戻り、重要な打ち合わせが終わって帰るころには雨だった。朝が早かったのでくたくた。今日はあんまり外に出てないこともありあまり旧車は発見できず残念。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おぉ~。パリ旅行したときにユロープ駅の近くに泊まって、オペラ座の前通りました。また行きたい♪
そうなんですよね、ランドスケープっていうとフランスが出てくる気がします。模型の表現が柔らかそうで良いですね~

midori さんのコメント...

ぴよりさんはそっち関連のお仕事でしたよね。こちらでは植物学と外構と造園と土木にわたる、人によっては非常に範囲の広い専門職という感じのようですね。