2008年11月21日

08/11/20

shima
朝、駅前のホテルで起きて駅のロータリー前で待ち合わせ。いつもは朝一の新幹線で来て朦朧としながら合流の合流に比べると随分楽だ。当たり前だけど。で、また島へ。今日の海はエメラルドグリーンでとても綺麗。この海の色を見るといつもベネチアを思い出す。
街としてはこのあたりが中心というか、最も「街」らしいところ。今回は秋の島の風景の確認。秋は秋でまた違った風景。当然といえば当然であるが。
秋の街は植物も葉を落として若干寒々しい。そういう中に綺麗に咲く野菊。かわいい。
壁につたう紅葉。この何とも言えないバランス、様々な植物、色のコントラスト、すなおに綺麗だなと思う。
須田さんアートのような花崗岩空積み塀の隙間から顔をのぞるカタバミ達。何度も言うけどこういうの好き。
ある民家の朽ちかけた焼き杉の妻側壁。壁につたう植物。枯れかかった草木。ランダムに積まれた低い花崗岩の塀、適当な畑、ピンク色花。白い花。何とも言えないコンポジション。こういう美しさは考えての作れるものではないのだろうな。
暮れていく島。あと30分くらいで渡し船が到着する艀。暮れゆく空に、瀬戸内海のゆらゆらした穏やかな水面。これから東京へは5時間ほど。

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