2009年3月13日

09/03/13

10年
お昼は学生の時に知り合った人と麻布十番でランチを食べた。不定期ながら連絡は取っていたのだけれど、実際に会ったのは本当に久しぶりだった。5年ぶりぐらい?
僕が学生の時に京都で知り合ったその人は、その時たぶん30歳くらいで、自分のお店を始めたばかりだった。年齢も近く業種も関係があることもあって、なにも買わない・ただ来ているだけのお客さんである僕にとても親しくしてくれてた。その後、仕事は順調に拡大し、京都から東京にも進出した。今では知らない人はいないくらいのチェーン店をいくつも軌道に乗せていた。そういう順調な時に、それをやめて独立したという。京都で10年。東京に進出して10年。これからの10年は、もう一度自分のやりたいことを自分でやりたいのだという。このご時世になんでまた・・といろいろ言われたらしいが、ちゃんと未来を見据えていることに感服した。

その間、僕は僕で平坦ではないけれども、それなりに仕事の経験も積み、一応ひととおりの事は出来るようになった(つもり)。そういう僕に対して、独立したのを機に、今度はなにか一緒に仕事をやろうという話をしてくれた。正直嬉しかった。そして、10年という時間を考えた。自分の10年前、自分の10年後。

そして、なにがどういう風に未来に繋がっていくかなんて全くわからないものだ。と思った。学生の時にそのお店に(なにも買わずに)入り浸っていたのも、近かったとか、丁度いつも通る道の角だったとか、ある種偶然であるわけだし、僕が東京にでてきて以来疎遠になっていたのだけれど、5・6年前くらいにたまたま深夜の渋谷の東で夜食を食べていた時に、ばったり会ったのが連絡を再び取り合うきっかけだったのだから。不思議なものだ。

0 件のコメント: