2010年1月8日

10/01/08

金曜日・晴れ
ウチのマンションの近所に立派なゴムの木がある。隣の家との隙間の小さな地面から生えている。じつはウチのベランダにもゴムの木があり、そいつとはかれこれ長いつきあいである。これまで引っ越しの度に一緒にここまで連れてきた。もともとはたくさんの葉を付けていたのだけれども、ほっておいたらどんどん葉が落ちてしまった。今ではひょろひょろと伸びた干からびた牛蒡のような細い幹に何枚かの葉を付けた何か別の植物のようになってしまっている。あるとき鉢を大きくしてみたりはしたのだけれど改善はされなかった。ホントにもうしわけないけれど、枯れていなくてよかった・・ぐらいを、時々ベランダに出たときに思うくらいである。
ここのは2階の窓にかかる位なので背丈は5・6メートルだろうか。この木を見るたびにウチのひ弱なヤツが頭をよぎって、「すまん。」と思うと共に、地面に根を張るということは植物にとってこれほどまでに生命を与えるのかと素直に驚くのである。たぶんゴムの木だけに、こいつも元々はただの鉢植えだった筈。たぶん、水やるのもめんどくさいし、この隙間に植えておくか・・程度に植えてみた結果、今となってはこんなに大きくなってしまったのだと想像するのだ。よく植物というのは地上に見えている枝を同じくらいの大きさで根を張っているのだという。そういう見えない地下の成長ぶりを想像しながら、更にどこまで大きくなるのだろうと期待する。
今朝の娘さんは相方と登園。速やかな出発を促すために3人で出かけ、3人で一緒に行くかどうかって自分に選ばせたところ、今日はおかあさんと。おとうさんは仕事。ということになった。苦渋の選択をしているようなそんな顔を見ていると、一緒に行っても良いんだけど。と、言ってもよかったし、実際そうだったのだけれど、その選択を尊重してやめた。子育てってホントに難しい。地面に植えることが出来ていればと思うけど・・。そいうふうに考えてはいるけど。
そういうわけで・・自信のないおとうさんは手持ちぶさたになっちゃって、そのまま上に上がるのもなんなので、縦サンクの荷台を整理した。積みっぱなしだった必要のないゴミを出し、積んである工具袋とかジャンプコードとか△と黄色のお守りを並べてみたり。
仕事場に向かい台場に至る下降する橋と橋の隙間から。海から見る東京はなかなかいい。

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