2011年9月4日

11/09/03

土曜日・晴れ



モスクワ空港に着いた。モスクワの働くクルマ達。ロシア語の表記が新鮮だ。何処でも初めての国はワクワクするなあ。





パスポートコントロールのドーム型のホールに着く。ここまで着いたはいいが、コントロールでビザの表記に間違いがある事が発覚。別室で待たなくてはいけなくなる。今では笑えるが・・ビザ性別の表記が「女性」になっていたのだ。写真と照らし合わせて何度も見られて、なんだろなあ??と思っていたらそういう事だった。まずそういう事に気づかず乗せた飛行会社が呼ばれたりした。誰もいない別室で待っていたのだけど、このまま強制的に帰されちゃったどうしようと不安にもなる。結局のところクライアントにも電話をかけてもらったりしている内に、なんとその場で新しいビザが出来る。やっと入ることが出来た。いろいろな事があるなあ。



モスクワに向かうクルマから見えた赤い夕焼け。随分暗くなってしまった。結局2時間以上も遅れてホテルに着く。打ち合わせをして準備をして食事をして明日に備える。自分の入国時のドラマは既に皆に知られていて、ロシア的には女だったんだぁなどと会う人会う人皆に茶化されたりした。



夜が開けた。窓から見えるモスクワ。今まで見た事の無い様な建物の意匠とバランスに驚く。不思議な感じだ。



会議の様なものはこのホテルのコンファレンスルームで朝から夕方まで続いた。結論が出たような出ていないようは最後の後一旦部屋に戻る。カーテンを開けると、空に虹がかかっていた。



夕方はクライアント主催の船上ディナーだった。特徴的な尖塔が見えておーっとちょっとばかり観光気分。



旧ソ連の建物のどれもスケールが大きくてなんとも言えない形をしている。セブンシスターズと呼ばれるスターリン建築のひとつが見えて来た。



これもセブンシスターズのひとつ。芸術家アパートらしい。



クレムリンが見えてくる。そうかクレムリンってこういう建物だったのか。。



クレムリン。なんだか新築のように異常に綺麗なのはなぜだろう。



クレムリンを過ぎてちょっとしたぐらいで船は折り返しホテル方面へ向けて進んだ。再度クレムリン。夜は他の建築家やそのスタッフと呑んだりした。クラブに行ったのだけれどそれが何処だったのかよくわからない。。。



次の日は敷地ツアー。朝ロビーで待ち合わせる。ロビーにあったランの花。ランの花もこういう感じだとまた違って見えるものだな。



敷地見学は大型バスで。バスの窓からホテルをみる。このホテルもセブンシスターズのひとつなのだ。



朝から渋滞。こちらの道路事情は悪名高いらしい。30分もすると敷地に着く。もっと遠いと思っていた。



モスクワのスカイラインが見える。もくもくと水蒸気をあげているのは原発なのだろうか??そっちの方が気になったりする。。。



こちらの植生はブナとかカバ。この茫漠とした所に何かを作るっていうのは不思議な気分だ。3時間ほど敷地を見回ってモスクワに戻る。







見回りながら道に走っている箱型のクルマに目を奪われる。ラーダだと思う。。こういうのが10台に1台くらいの割合て走っている。







あと気になったのはこういう働くクルマ達。なんだかキッチュかつ強そうな感じがなんとも言えない。







朝来た道を帰って街に近づく。この道はスターリンの時代の道で道幅が半端ない。歩行者はどうやって渡るのか??正面に見えて来たのは泊まっているホテルだ。ところでこの日モスクワは市政誕生記念の日との事で至るところでイベントをやっているらしい。で、そのために飛行機から何かを撒布して人口的に雨を事前に降らせてモスクワ上空だけを晴れにしているんだとクライアントが言っていた。。。本当かなあ?確かに天気予報は雨なのに街に近づくにつれよく晴れてきた。。。昨日の虹もそのせいだったのかもしれない。なんか凄いな。。。



ホテルに着いて荷物をまとめる。ロビーにあったお店で、娘さんにマトリョーシカ人形と小さなラベルジェの卵を買った。



16時すぎに飛行場へ向かう。クルマはホテルの対岸を通過していく。本当に変わった形だよなあ。結局川から以外は観光らしきものは出来なかった。







モスクワ。街が他の街とは全く違う思想とスケールで作られているのが本当に興味深い。次回に期待しよ。多分また来るだろうと期待しながら暮れていく夕日を見ていた。



パリに着いたのは大体23時。2時間の時差があるので今日は一日が長かった感じだ。いつもの風景を横目にブリッジを超えた。



深夜に部屋へ到着。今回水やり機は問題なく水をやってくれていたようです。良かった良かった。

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