月曜日。朝から冷たい雨だった。娘さんの送りの後、いつもの様にバス停に向かって丘を下りた。朝からしかもこの雨の中ドレスを着た新郎新婦。。撮影の様だ。かわいそう。
早朝こうやって塔をバックに記念撮影していることがある。いろいろあって予定変更は出来なかったんだろうなあ。まあ思い出ってやつですか。忘れなくって良いかもしれない。
朝から降っていた雨は夕方には上がって、最後は綺麗な空だった。
火曜日。曇り。ずいぶん寒い。夏が来たと思っていたらまたこの寒さかいな。
午後から雨が降り出して、どうせまた晴れて来るかな?と予想し何となく薄着をして来てしまい失敗した〜と思った。
この日は水曜日提出の仕事があったんでほぼ徹夜。2時をすぎると街角はオレンジ色の光だけになり人通りがなくなる。。当たり前だが。
朝から提出と打ち合わせ。ひたすら眠く疲れる。。。。来年には取り壊しの始まる現場。上手くいくと良いのだが。。
打ち合わせが終わってカフェで休憩。
仕事場に戻って更に図面書き。
この日は夕方(といっても22時くらいだけど)西方がオレンジ色に光っていた。
木曜日。曇り。でも雲間から陽が射していた。霧が掛かっていて頂上が隠れていた。建物もある高さを超えると、山の上で経験するような事があり得る訳で、実は自然に近い存在になる。そういうこととても面白い事だと思うのだ。
銀色に照らされた河。まあ。なんとも綺麗なところだよね。。
いつも通りバスにて帰宅。流れる緑が気持ち良い。
さて、この日は夕方空港へ。
またロシアに出張である。今回は所用でパリの中でも北の方にいたのでタクシーで。珍しく運転手はおばちゃんだったな。ところでこっちのタクシー運転手ってのはどういうライセンスなのだろうか?
まあまあギリギリで到着その後搭乗。搭乗するときに見える白黒さん達。いってきますわ。
東へ向かうので時間が進んでいきます。青から夕方の色に染まっていく空。その後暗くなっていく。
モスクワに着いた頃には夜。午前1時。こういう時簡に飛ばすのもなんだよね。でもしょうがないか。。。空港についてタクシーを拾ってホテルまで。案外車が走っていてしかも渋滞しているから驚く。1時だぞ。
ホテルに到着。2時過ぎ。厳ついホテルだああ。ホテルに一泊と言っても明日は6時には出なくてはいけないので数時間横になるだけ。対して時間もないのに何気にテレビつけたらNHKワールドなんてもんがあって、ついつい見てしまった。
6時。朝の集合場所。泊まったホテルの前にあるホテル。もともとはロマノフ家のなんとかかんとか。現在はホテルである。まったく不思議なデザイン様式だ。基本的にはレンガ構造。でもレンガ色は素材の色ではなくて塗装だったりで不思議な印象を受ける。ともかく、ここからバスに揺られ今日の会議が行われる街へ向かう。
で、着いたのはスズダルという街。大昔は首都だったと聞きました。この屋根。この形。限りなく印象深い。ホテルについてすぐ街の案内という事で団体でぞろぞろと歩きます。
今は美術館になっている古いコンベント。
先ほどのコンベントは丘の上にあって周りを見渡す事が出来た。蛇行する河広がる緑の中に建ついくつかの教会。大昔からこういう風景なんだろうなあ。印象的なクーポラ。荒涼な土地を旅して来て、これらを見ると、あそこに行けば何か必ず良い事があるんじゃないかって思えたんじゃないのかな。
河のほとり。なんとも緩やかに隆起するゆったりとしたランドスケープ。河のほとりで遊ぶ子供たち。放牧されているヤギ。流れる時間もゆったりとしているような気がした。
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