2013年1月27日

13/01/27

日曜日・晴れ
朝からRERで西へ。

日曜日だからか車内はガラガラ。二階席の一角が貸し切り状態。
市内を出て地下から地上へ出る。どこかの駅に停車中。あ。窓の外に良い色のビザが停まっているな。
目的の駅で下車。今日は娘さんの同級生の友達家族と郊外に遠出です。
バスの時間があったので適当なカフェで昼食をということになり駅の周りをちょっと散策。あ。C15。
さて昼食も終わりバスに乗って丘の上までやってきました。塀の向こうに小さく可愛い守衛室が見えます。良いなぁ。これだけでも持って帰りたいなあ。
門を通って守衛室を右手に見ながら敷地内へ。昔もそうであっただろうアプローチを進みます。そう今日はコルブを見に来たのでした。
エントランス。メイン動線の斜路。あーいつも通り光がすばらしいです。わざわざ北から入るというのが効いているよな。
一階使用人部屋の脇扉とサービル用螺旋階段。
縦フレームのガラスに扉。
サービス用螺旋階段。何度これを参考にした事か。。
玄関を返り見る。ここになぜ?といつも思う既製品の手洗い。玄関上部のイレギュラーな梁柱。この梁は本当は無くしたかったのかそれとも態となのかといつも気になる。
娘さんはお友達とかくれんぼ状態。そりゃあここでやったら楽しいよね。いろいろな場が有っていろいろなとこに行けるから。
いつも思うけど歩いて上がるには若干急だ。右手に段々テラスが見えて来て、折り返して更に上がると左手は外部斜路が見えてくる。
この辺りで、自分が外部と内部が同じ様に混ざっている場所に居るのだっていうのが何となく体験される。。
あ。見つかっちゃった。

台所。
台所の扉から子供部屋へ続く廊下を見る。
青い廊下。奥にトップライトからの光が印象的である。
子供部屋とゲストルームの間の浴室。
子供部屋。
次はメインの寝室。入って左にあるトップライト。
その下の手洗い。浴室。
メインの寝室脇の浴室。モザイクタイルって良いよなぁ。と再認識。
寝室の横長窓。
寝室に続く夫人用の居間へ。やっぱりこの色使いはやっぱりコルブだよなぁ。
夫人の居間から見るテラス。
扉からテラスへ。
リビング。
テラスからさらに上へ。白の時代。住む機械。機能。
スロープを上がります。
ソラリウム。おおおよそ何かに使えるってようなものでは無いと思うのだが。。本来は主寝室と同階だったのに減額で1階にしたからな。でも全体のボリュームとしてはその方が纏まっていると思うけど。
テラスを見ながら再度下に戻ります。
いろいろ遊んでいる二人。頼むから壊さないでよね。
この建物のことは大体かなり正確に頭に入っているのだけれども、何時来ても何かしら驚きがある。なぜここがこうなっているのか?なぜここはこうしたのか?とか興味が尽きない。そういう謎解きみたいなこととは別に、その場にある光であるとか色であるとか、ちょっとした造作の妙に純粋に感動を覚えてしまう。
1929年。口ではたくさんの事を言いながら、実際の建物になると、本当にちょっとした細部に至るまで本当に良く考えられて作られている。その真摯な姿を見ると本当に自分も頑張らなくてはといつも思うのだ。
コルブ42歳の作品。
実は今の自分と同じ歳なんだよな。負けてる。でも頑張らなくっちゃと元気になる。ああこんなの作りたい。。
帰りはちょうどいいバスが無かったので徒歩で駅まで。途中長い塀に街路樹の影が丁度落ちていた。模様のようだ。
たぶん限りなく刑務所っぽいんだけれど。

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2 件のコメント:

ua5 さんのコメント...

どうもです。コルブさん。朝から随分良いものを見せていただきました。そういえば、北にも螺旋ありましたよね?
久しぶりに、all along the watchtower
聴きたくなりました。

midori さんのコメント...

どうもどうも。何度見てもすばらしいです。
はい。有りますね螺旋。設計する時はどうしてもこの螺旋を思ってしまいますね。。ディランですか?ジミヘン?